作家経歴
赤木明登
Akito Akagi
塗師
石川県
1962年岡山生まれ。
中央大学文学部哲学科卒業、編集者を経て、1988年に輪島へ。輪島塗の下地職人・岡本進のもとで修行。
1994年に独立。
現代の暮らしに息づく生活漆器=「ぬりもの」の世界を切り開く。
1997年にドイツ国立美術館「日本の現代塗り物十二人」展、
2000年に東京国立近代美術館「うつわをみる 暮らしに息づく工芸」展、
2010年に岡山県立美術館「岡山 美の回廊」展、
2012年にオーストリア国立応用美術博物館「もの 質実と簡素」展、
2017年に樂翠亭美術館(富山市)「形の素」展、國學院大學博物館「モノの力ヒトの力」展、
2019年「興福寺中金堂楽慶法要献茶道具」を制作「興福寺宝物殿」に収蔵。
2020年、2022年開催の「禅と工藝」展へ参加。
著書に『漆 塗師物語』〈文藝春秋〉、『美しいもの』『美しいこと』『名前のない道』〈新潮社〉、『二十一世紀民藝』〈美術出版社〉。
共著に『工藝とは何か』〈拙考〉、『茶の箱』〈ラトルズ〉、『毎日つかう漆のうつわ』『うちの食器棚』〈新潮社〉、『形の素』〈美術出版社〉、「うつわを巡る旅」(講談社)など。
website http://www.nurimono.net/
Instagram https://www.instagram.com/nurimono_
曹源寺住職揮毫文字皿「月」
竹俣勇壱
Yuichi Takemata
金工作家
石川県
1975年金沢生まれ。1995年より彫金を学び始め2002年独立。
2004年、「KiKU」オープン。オーダージュエリーを中心に活動
2005年、ジュエリーに加え生活道具、茶道具の制作を始める。
2010年「sayuu」オープン。2店舗のショップを中心に全国で展覧会を開催。
機能や技法にとらわれず意匠的な美しさを追求し古色仕上げ精密な鏡面仕上げなど様々な加工を使い分ける。
website https://www.kiku-sayuu.com/
Instagram https://www.instagram.com/takemata_yuichi/
茶箱
textile n + R
中村夏実
Natsumi Nakamura
林礼子
Reiko Hayashi
神奈川県
世界各地で集めた手仕事の布や日本の布などを、「用の布」に仕立て、日々使いしてもらうことで、大切な布たちを未来へ繫ぐことを目指しています。日本の伝統の中で育まれた美しい「用の布」、例えば帛紗、仕覆、袋物などを主に制作。異国の布が、日本の用のカタチに仕立てられ、輝くさまは作者冥利に尽きます。布が作られた風土や作り手に思いを馳せながら仕立てたものが、使い手に一服の幸せを届けられたらこんなにうれしいことはありません。
website https://textilenplusr.net/
赤木明登作 漆盃 簡易仕覆(布:ラオス草木染め手織り)
竹俣勇壱作 輪花皿 三枚組 仕覆(表布:日本縮緬、裏布:イタリア絹)
【特別参加】
横川志歩
Shiho Yokokawa
花人
東京都
東京都生まれ。
2006年より花人・川瀬敏郎先生に師事。
2016年より「なげいれ 花の教室」を開講。
現在、都内・神楽坂、表参道の他、全国各地にて教室を主宰。
都内ミシュラン三ツ星獲得店などの装花も担当。
2022年開催の第二回「禅と工藝」展にて花会開催。
Works(いけこみ)
神楽坂 「石かわ」「虎白」
日比谷「帝国ホテル 寅黒」
銀座「鮨 よしたけ」
広尾「CHIUnE」
四ツ谷「くすのき」
麻布十番「たきや」
等の飲食店、
その他都内、京都、博多の古美術店、古美術の催事(東美アートフェア、青花の会骨董祭など)、個人宅等。
website https://nageire.jimdofree.com/
第二回「禅と工藝」花会 瓶子 赤木明登・挿花 横川志歩
【協力】
岡山の作家による花入れ展示
日高伸治
Shinji Hidaka
陶作家
岡山県
1997年 東京芸術大学大学院油画専攻修了
2011年 愛知県立窯業高等技術専門校修了
作家活動を始める
2016 年 岡山県へ移転
Instagram https://www.instagram.com/hidaka_shinji/
炭化梅瓶 (古材:水車羽根板)
中野由紀子
Yukiko Nakano
硝子作家
岡山県
1980 京都府宇治に生まれる
2003 倉敷芸術科学大学芸術学部工芸学科ガラスコース卒業
2004 赤澤グラススタジオ スタッフ
2005 関西に拠点を移す
2006 三重県尾鷲 シェアスタジオ大同楽座にて制作
2007 滋賀県長濱 湖北クリスタルプラザガラス工房館スタッフ
2009 再び岡山に拠点を移す
2016 総社市清音にアトリエを構える
現在、Yukiko glassworks としてオリジナルやオーダーを制作
個展、企画展を中心に活動中
ガラス 花入れ「innocence」
三宅康太
Kota Miyake
陶作家
岡山県
岡山県倉敷市出身1995年生まれ
2018年島根県大田市温泉津 森山窯に弟子入り
2023年 卒業 森山窯内で独立
2024年 岡山県倉敷市羽島に独立
『倉敷青木窯』として作陶中
倉敷の恵みを受けながら丈夫で使いやすく、人々の暮らしを明るく照らすような仕事をします。
Instagram https://www.instagram.com/kota_miyake/
陶器 花入れ